2023年6月21日ヘンリ・ナウエン「生きること死ぬこと」より― イエスの目から見た死 ― ①イエスはご自身の死を、ある場所から他の場所への移動以上のもの、それ自体が豊かな実りを秘めているもの、弟子たちにとってたいへんな益となるものと見ておられました。イエスにとって死は終わりではなく、更に大きなものへ通じる通路だったのです。イエスはご自身の死について触れるたびに、弟...
2023年6月21日ヘンリ・ナウエン「まことの力への道」より神は私たちと何ら異なるところのない人となられました。それは、まったくの無力さによって、「力」という壁を打ち破るためです。 イエスは無力な神の子であり、そのことによって祝福を受けました。弱さの神学はこの世で言われる弱さ、つまり、社会や教会の勢力に操られる弱さではなく、徹底的に...