0223先週の講壇 コリントの信徒への手紙一 4章14-21 節「愛する子どもとして諭す」
- CPC K
- 2025年3月22日
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牧師 松矢龍造
人が育つ為には、励ましと諭の両方が必要です。もし人の欠点に対して目をつぶることで、
その人を破滅させてしまうなら、それは本当の愛ではありません。人をイエス様が見られるような眼差しをもって、 その人の救いと向上を目指す愛こそ、キリスト者にふさわしいです。
今日の御言葉には、使徒パウロが、コリント教会が一致を保つ為に、彼らとの関係が信仰的
・霊的な親子関係であることを訴えて導いています。 使徒パウロが霊的な親としてふるまうのは、自分自身が神様から、 父親のような 恵みと 愛の懲らしめを受けたからでした。
コリント教会は、使徒パウロによって開拓されて誕生しました。その後、様々な教師たちが
コリント教会の人々をキリストに導き、また信仰的な養いを与える教師たちがいました。それらの教師たちがたとえ一万人いたとしても、霊的な産みの親は使徒パウロ一人です。ここで使徒パウロは「わたしに倣う者になりなさい」と勧めています。使徒パウロと全く同じ人間になりなさいという意味ではありません。また使徒パウロであっても地上で
100 %完全な者でもありません。第一にキリストに倣い続けている自分に倣いなさいということです。第二に神様と親しく歩み、神様の御言葉と祈りのうちに時を過ごして、いつも神様の臨在を感じている生き方に倣いなさい。第三にイエス・キリストの臨在をはっきり意識しつつ生きるべく、共にいてくださるキリストに倣いて意識的に低い姿勢で謙遜となり、かつ努力する姿に倣いなさい。第四に利己的でない、使徒パウロの献身と、他の兄弟姉妹の為に彼のたゆまない愛と奉仕に倣いなさい。第五にすべての中心はキリストであり福音です。この福音に生きる者として、自らの全存在をもって福音宣教と教会形成に生きている姿に倣いなさいということです。テモテが遣わされた役割は、使徒パウロからコリントに宛てたことの手紙が届いたすぐ後に、コリントに到着して、使徒パウロの助言が実行されるように、取り計らうことでした。特にキリスト・イエス様に結ばれたパウロの生き方を思い起こさせることです。テモテも、使徒パウロに倣う生き方を示しながら、思い起こさせたでしょう。神の国は、論議ではなく、生活の中で示されるものです。ですから神の国の力とは、人々を具体的に、キリストにある生活に導く力のことです。もっと言えば、主イエス様に対する愛ゆえにキリスト中心の生き方となり、いつもイエス様のように、へりくだって主第一の生活に徹底的につとめることです。これらは、御聖霊の力を受けて、初めて生活できる新しい力です。このような謙遜で低い姿勢の歩みは、御聖霊の実です。
神の国とその生き方は御聖霊の力によってもたらされます。そして世に対して神様の力が、
私たちの内に働いていることを、私たちの人生と生活において示して行きませんか。




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