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0227先週の講壇_ヨハネによる福音書4 章27~42 節「魂の糧と救いという刈り入れ」

  • 執筆者の写真: CPC K
    CPC K
  • 2022年3月6日
  • 読了時間: 3分

牧師 松矢龍造


サマリア人の人々が多く信じたということは、イエス様は全世界の救い主であることが、更に世に示されました。また全ての人々に対して、霊と真理をもって、創造主にして、救い主なる神様を礼拝する道が開かれています。そして神の御子イエス様の来臨と救いによって差別と偏見、敵意という中垣が取り除かれることになりました。

弟子たちが驚いたのは、ユダヤでは、ラビは、女性には教えないことになっていました。しかしそれ以上に、イエス様には、この時近づきがたい威厳のある態度の故に、問いかけることが出来ないような、たたずまいが、あったのではないでしょうか。人目をはばかって、日照りの強い昼に、井戸に水を汲みに来ていた女性が、水瓶まで置いて人々のいるところに行くのは、どうしても伝えたかったからでしょう。魂の渇き、罪からの罪責感、心の核の渇きが癒され、他の人を思いやり始めました。私のように魂の飢え渇きをしている人々がいるとして。もっと言えば罪人であった彼女は、イエス様と出会って信仰を通して大きな変化を頂き、歓喜を持って帰って来てしかもキリストを証しつつ、人々のいる町に来ているのです。ここで女性は「もしかしたら」と訳されている言葉を使っています。原文では、「この方以外にいるでしょうか」という意味の言葉です。今まであった中で、私の魂の渇きと罪の赦しを与えるお方は、この方以外にいるでしょうか。そのような響きです。この女性は、先のニコデモのような学者や議員ではありません。多くの人々を導いたのは、無学な凡人にして社会から冷たい目で見られていた人で又女性でした。

神様は、どんな人でもお用いになることがお出来になられます。肉体は、食事をしないと死んでしまいます。ですから肉体の命が続く為には、どうしても食事が必要となります。イエス様が言われた食事とは、霊的な食事のことです。人の魂は神様の御心に従うことによって養われます。また霊的な食物とは、神様の御心を行い、神様の救いの御業を成し遂げることから生じます。そして霊は、神様に捧げる時に養われます。霊的に、どうしても必要なことは神様の御心を行い、その業を成し遂げることです。そこにはイエス様の為に働く喜びと、新しい信仰者という収穫を喜ぶことが加わってゆきます。神の言葉の種を蒔く人も、刈る人も共に喜びます。いつまでも、他の人をのみ頼りにせず、自分で直ちにイエス様に近づき、主イエス様の御声を、聖書とご聖霊を通して聴き、その御旨を学び、ご聖霊の御力によって、その御業を行う者となれますように。

イエス様の十字架と復活が、私の為と信じたなら救いを頂けます。そして霊的な糧である神様の御心を日々受け留め、実践に向かいます。そしてその業をご聖霊によって成し遂げて、言葉においても、行いにおいても、キリストを証しゆきませんか。

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