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0717先月NGWの講壇_使徒言行録 8 章 4 節 「 迫害によって拡大する福音 」

松矢龍造 牧師


皆さんは、イエス様を信じていることによって、いじめられたり、苦しめられたり、しいたげられたり、プレッシャー・圧力をかけられたことがありますか。宗教、政治、人種が理由で苦しみを受けることを、迫害といいます。迫害を受けて、いじめられることは、うれしくないし喜ばしいとも思えません。しかしその迫害を受けることを通して、イエスの福音がさらに広められ、拡大してゆきます。現在、最もクリスチャンがいるのは、中国で1億人から、1億5 千万人のクリスチャンがいると言われています。それはイエス様を信じている人たちが迫害されていて、そのことを通して、キリスト教が広がっています。

ご聖霊なる神様が、弟子たちに下り、多くのエルサレムにいる人々が、イエス様を信じる奇跡が興りました。するとユダヤ教当局は、エルサレムにいるクリスチャンと教会に対して大きな迫害をもって、苦しめ始めました。すると多くのクリスチャンたちが、エルサレムから東西南北に散らされてゆきました。その結果、散らされた人々は、その行き先々で、イエス様の福音を証ししまた。エルサレムばかりでなく、ユダヤとサマリア、そして地の果てに向かって、イエス様の福音が、広げられて行きました。まさに神様は、全てのことを万事プラス・益としてくださるお方です。

散らされたクリスチャンの中に、執事のフィリポという人が、サ マリアの町に下って、人々のイエス様のことを宣べ伝えました。人々は、ご聖霊なる神様が、フィリポと共にいて、イエス様のことを語る時に、しるしや奇跡を起こして下さって、こぞってフィリポさんの話に聞き入りました。フィリポさんが祈ると、神様は、汚れた霊である悪霊に取りつかれている人たちから悪い霊を追い出されました。また病人や足が不自由な人たちが癒されました。そして多くの人達がイエス様を信じました。

聖書やキリスト教の伝道の本質は、しるしや奇跡自体ではなく、神の国とイエス・キリストの御名が本質です。そして人の栄誉でなく、神様の栄光と支配が最も大切です。御聖霊なる神様は人々を常に神様の御もとにおらせる力を与えてくださいます。御聖霊が共にいて下さるので、迫害は、かえって福音が広がる助けとなります。神様は、クリスチャンの苦しみから、大きな良い結果をもたらされます。迫害を受けて苦しい状態になって不平を言いたくなるかもしれません。しかし、立ち止まって神様が、 あなた に特別な仕事や役割を用意してくださっていないかどうか尋ねてみませんか。迫害する人たちの為にも、私たちは、家族や学校、職場や地域に遣わされています。そこにいる人々に、キリストを証しする為に、私たちは、それぞれのところに置かれています。ご聖霊なる神様の力を祈り求めて、その力を頂いてキリストを証ししてゆきませんか。

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