top of page

2023.9.24詩編37 編5 節『神様に導かれて祝福された結婚』

  • 執筆者の写真: CPC K
    CPC K
  • 2023年10月29日
  • 読了時間: 5分

「あなたの道を主にまかせよ。信頼せよ、主は計らわれる。」


牧師 松矢龍造



私たちは、日々、何かを選び続けて歩んでいます。朝起きたら、何を着て、何を食べ、どこに向かうのか。また大きな選択では、どんな学びをして、どんな学校に入り、どんな仕事につき、どんな人と結婚するのか。それでは、どのようにして選ぶのが、私たちにとって、最も良いのでしょうか。


私たちをお造りになられた創造主なる神様は、私たちに、日々進むべき道を、祈り、主にまかせて進むなら、主が一番良いところに導いてくださると言われています。私たちは、主に信頼して、ご聖霊な神様に、「どうしたらよいでしょうか」と、祈ることはとても大切なことです。


私は、年齢を重ね、信仰生活の年数が増すにちれて、「ご聖霊なる神様、どうしたらよい


でしょうか」と祈ることが、さらに増えてきました。逆に、神様に祈り聴かないで選んだ道


は、うまくいきません。



それでは、主に祈り、信頼するとは、どういうことでしょうか。主に信頼するとは、主なる神様が、私たち以上に、私たちのことを考えてくださっていることを信じることです。また主に委ねるとは、第一に、主に聴き、主に従うことです。

第二に、主にあなたの重荷を委ねることです。ある人が、重い荷物を担いでいました。そして自動車が来てので、その車に乗りました。けれど、背負っていた重荷が、いっこうに軽くなりません。どうしてか。その人は、車に乗ったのに、重荷を車に降ろさず、自分が背負ったままでした。

同じように、主イエス様に乗ったのに、その重荷をイエス様に降ろさずに、自分が背負ったままでいないでしょうか。

ですから、第三に、主に委ねるとは、主がその重荷を担ってくださるということです。



ある時、アブラハムさんの僕であるエリエゼルさんは、あるじであるアブラハムさんから、大切で、重い仕事を与えられました。このエリエゼルさんは、アブラハムさんの家の全財産を任されている、年をとった僕でした。どんな重荷かと言いますと、アブラハムさんの息子のイサクさんに、結婚相手を見つけて帰って来るということです。

アブラハムさんは 140 歳くらいになっていました。そして息子のイサクさんは 40 歳位でした。結婚相手は、創造主なる神様を信じる女性で、アブラハムさんの兄弟が住んでいるカランという場所に行って、イサクさんの妻になる人を、連れて帰るという条件でした。

住んでいるカナンの土地には、創造主なる神様を信じる女性がいませんでした。また当時は、結婚しても、自分の父の家に留まることも出来ました。アブラハムさんの僕であるエリエゼルさんは、どうしたでしょうか。アブラハムさんの信仰と祈りの感化を、エリエゼルさんは受けていましたから、同じように、主なる神様を信頼して祈り、主に委ねました。

創世記 24 章 12~14 節「主人アブラハムの神、主よ。どうか、今日、わたしを顧みて、主人アブラハムに慈しみを示してください。わたしは今、御覧のように、泉の傍らに立っています。この町に住む人の娘たちが水をくみに来たとき、その一人に、『どうか、水がめを傾けて、飲ませてください』と頼んでみます。

その娘が、『どうぞ、お飲みください。らくだにも飲ませてあげましょう』と答えれば、彼女こそ、あなたがあなたの僕イサクの嫁としてお決めになったものとさせてください。そのことによってわたしは、あなたが主人に慈しみを示されたのを知るでしょう。」

井戸において、旅人に水を汲んであげる人は、とても親切な人です。加えて、らくだは大きな動物で、人間よりも一度に沢山の水を飲みます。らくだにまで水を飲ませるとしたら、井戸から何度も水を汲まなければなりません。忍耐と丈夫な体と、献身的な精神と行動が必要です。

エリエゼルさんは、信仰深く、経験豊かな年寄りでした。ですから、美しい容姿や、財産を持った女性を望みませんでした。むしろ正しい心、信仰ある人、親切な人、丈夫な体、献身的な心と行動をする女性を、しるしとして求めました。

するとエリエゼルさんが、祈り終わらないうちに、アブラハムさんの兄弟の娘さんであるリベカさんが、水亀を肩に載せてやって来ました。このリベカさんに、「水亀の水を少し、飲ませてください」と頼んでみました。すると、リベカさんは、旅人であるエリエゼルさんに、水を与えただけでなく、らくだにも、水を与えてくれるではありませんか。

エリエゼルさんは、らくだが水を飲み終わると、高価な贈り物を、リベカさんに渡しながら、どなたですかと尋ねました。すると、アブラハムさんの親戚で、わたしたちの所には、泊まる場所もありますと言いました。

エリエゼルさんは、ひざまずいて、創造主なる神様を伏し拝み、感謝の祈りを捧げました。「『主人アブラハムの神、主はたたえられますように。主の慈しみとまことは、わたしの主人アブラハムを離れず、主はわたしの旅路を導き、主人の一族の家にたどりつかせてくださいました』」。

エリエゼルさんは、リベカさんの家を訪ね、主が祈りに応えてくださり、リベカさんと出会わせてくださったことを伝えました。するとリベカさんの兄と母が答えました。50 節 51 節「このことは主の御意志ですから、わたしどもが善し悪しを申すことはできません。リベカはここにおります。どうぞお連れください。主がお決めになったとおり、御主人の御子息の妻になさってください。」

リベカさんも、「はい、参ります」と同意して、その乳母と共に、エリエゼルさんと旅をして、イサクさんの住んでいるカナンに向かいしまた。そしてリベカさんは、イサクさんを見ますと、ベールを取り出して被りました。リベカさんは、花嫁のベールをかぶり、彼女の意志で、イサクさんの妻となることを示しました。またベールをかぶることは、結婚式を示唆するものです。

どこで、誰と結婚するか。創造主なる神様は、祈り信頼する人を導かれます。そして神様に従順に従いましょう。主は、最善に導いてくださいます。「あなたの道を主に委ねよ。主に信頼せよ。主が成し遂げてくださる。」

自分自身の為に、兄弟の為に、子どもや孫や曾孫の為に、誰もが主に信頼して祈ることが大切です。また結婚だけでなく、あらゆることにおいても、祈ることが必要です。私は、妻と結婚する前に、断食して祈りました。恋愛は、人間の男女から出ますが、結婚は創造主なる神様から来ます。私たちは、進んで、主なる神様が、私たちにとって、最善をなしてくださることを、忍耐深く待つことが大切です。

あなたも、主に信頼して、ご聖霊なる神様に聴き従い、主がなし遂げてくださることを、待ち望んでいきませんか。お祈り致します。








コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。

私たちの教会はカンバーランド長老キリスト教会に属するプロテスタントのキリスト教会です。

エホバの証人(ものみの塔)、末日聖徒イエス・キリスト教会(モルモン教)、統一教会などとは一切関係ありません。

〒241-0825 横浜市旭区中希望が丘72-2  TEL 045-391-6038 ✉:kibogaokachurch@gmail.com

​お気軽にお問い合わせください。

  • Facebook
  • YouTube

© 2021 Kibogaoka Church, Cumberland Presbyterian Church

bottom of page