教会標語を解くシリーズ③
- CPC K
- 2022年6月4日
- 読了時間: 1分
今年の教会標語「神の愛に生きる信仰の家族」をシリーズで受け留めていますが、神の家族としての交わりにおいて大切な四つの点の第三は、聴くということです。十字架のもとにいる兄弟姉妹の喜怒哀楽を聴き、良きものを引き出すためにも、聴くということは大切なことです。交わりの専門家であるディートリッヒ・ボンヘッファーは、「もしわれわれの心が貧しく、兄弟姉妹の罪の告白を聞いても、何の役にも立たないとするなら、それは心理学的知識の不足でなくて、イエス・キリストに対する愛の不足である。しかしキリスト者は、キリストの十字架に日毎に真剣に関わることによって、人間的に他者を裁こうとする気持ちや、他者を必要以上に大目に見るような態度を、捨て去ることができる。」と言っています。私たちの交わりは、先ずキリストと交わり、愛と義を頂き、裁かず、大目に見過ぎず、正しく聴く心の耳を養うことが必要なのです。



コメント